Photo by Ravi Pinisetti on Unsplash
2022年4月16日現在、橋は流されていません。流されているかはライブカメラを確認するのが一番手取り早いです。流されているのを見るのもレアな体験かもしれません。
2024年1月1日現在、一部流されていて通行止めになっています。
最近の話題では『実写版るろうに剣心 ファイナル』のロケ地にもなったみたいですね。他にはないとても面白い観光スポットですよ。
場所は
城陽市(東岸)には駐車場はないので、八幡市(西岸)から行きましょう。
〒614-8173 京都府八幡市上津屋56−1に、やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館(駐車場無料)があり、ここに駐車して流れ橋までは歩いて5分程です。近くに流れ橋無料駐車場というのもありますが、流れ橋までの距離は一緒ぐらいです。交流プラザの方は、地元の野菜の直売や食事処、宿泊施設もあります。
中に資料展示などもあります。
八幡市側の四季彩館に資料など展示があります。 pic.twitter.com/AWLobXwRBp
— kazu.k (@kazuk38552677) February 13, 2021
流れ橋へはやわた流れ橋交流プラザ 四季彩館から5分程なので、はりきって歩いていきましょう。
車通りもない静かな道です。
堤防の階段を上がると、
周りに電線や街灯もなく広々とした空間が広がり、人がすれ違えるだけの幅の木造の橋が架かっています。電線がないだけですごく開放的ですね。
欄干や手すりがないので落ちないように気をつけましょう。
橋の下の河原に降りると広大な砂浜が!!空も地面も広々!!この近辺だけ江戸時代!!
昔(20年前?)はここでバーベキューをしている人がいましたが、今は禁止です。車も河原に入っていたような。20年前はもっと川幅が広くて浅い印象でした。友達と水切り競争をしていた記憶があります。
大雨になると、ここも川になってしまうのが想像できません。
橋脚も趣きがありますね。73基もあるそうです。5メートル間隔ぐらいですね。
木津川は砂の川と言われており、流木や石と砂がたくさんあるので、子供達は早速何か作っています。石を並べて絵を描いている人もおられました。砂遊びが好きなお子さんにはもってこいの広大な砂場です。
この地区では元々渡し船があり、石清水八幡宮の参拝にも利用されていましたが、地元からの強い要望もあり昭和26年(1951年3月)に橋が架けられました。戦後の経済状況のせいで、京都府は巨額の工費のかかる永久橋を架けることができず、苦肉の策として編み出されたのが木造の橋だそうです。上は昔の橋の写真ですが今とあまり変わってないですね。
流れ橋は最初から流れる事を想定した全長356.5m、幅3.3mの日本最長級の木造橋です。1953年から2019年の間に23回流れており、2016年3月27日に、これまでの橋の高さを75cm上げて橋脚の一部をコンクリートにし復旧しました(河川レンジャーニュースより)
1953年 台風13号
1959年 伊勢湾台風
1961年 梅雨前線豪雨 から始まって
最近では
そうですね。
写真は2017年の台風21号で流れたときのもので橋の高さをかさ上げしてからの初流出でした。#流れ橋#京都府八幡市 pic.twitter.com/USeVg8oCWW— おおきに京都 (@ThanksKyoto) March 24, 2021
しかしそのような橋だからこそ、皆さんが惹かれるのではないでしょうか?
何キロか上流の旧開橋も流れ橋だったみたいですが、今は普通の鉄骨の橋。心霊スポットになっているかもしれませんが、観光名所にも何もなりません。
流されて、通れなくなって、不便を感じても、復旧に5000万円かかっても、
だからこそ流れ橋は詩になったり、演歌になったりするのです!!!!
無駄!!??なのか、どうなのか
「淀川の詩人」井上俊夫氏は「木津川流れ橋の歌」を発表しています。
木津川の流れ橋 怖い橋 大水出たら流れだす
木津川の流れ橋 昔の橋 流ればカタコト板が鳴る
木津川の流れ橋 思い出の橋 水にうつるは誰の面影
木津川の流れ橋 風の橋 葦の葉ずれがサワサワと
木津川の流れ橋 長い橋 行ったり来たりで日が暮れる
続・木津川歴史散歩 斉藤幸雄著より
八幡市側の流れ橋のたもとには、故藤田まことさんの寄贈による「流れ橋 上津屋橋」の石碑(1984年4月建立)があります。
必殺シリーズで何度もこの地に来ており、よほど思い入れがあるのでしょうか、芸能生活30周年を迎えた1981年には、流れ橋をうたった演歌『木津の流れ橋』(作詞:もず唱平、作曲:浜圭介)を発表しています。
昔から時代劇の撮影によく使われていました。何回か遭遇したこともあります。
『水戸黄門』でも定番で写ってましたし、『必殺仕事人』でも川が出てきたら流れ橋、と言う感じでした。最近では実写版『るろうに剣心ファイナル』のロケ地にもなっているようです。映画などの撮影のために電線なんかも作ってないみたいで、この一帯だけタイムスリップしたかのようです。夜は特に街灯一つないので真っ暗ですよ!!暗闇の中で渡る流れ橋は超恐ろしいです!!!
やわた流れ橋交流プラザ四季彩館の中には、食事処八幡家というのがあり、地元の野菜をふんだんに使ったランチビュッフェ(大人)1600円+税(税込11728円)(小学生)800円+税(税込864円)が食べられます。
ディナーは予約での会席料理、3000〜8000円で要相談みたいです。詳しくは八幡家で
散策後は橋のすぐそばにある「四季彩館 八幡家」にてビュッフェランチ。
座敷席もあり、ゆったり😊プリンが絶品🎵 pic.twitter.com/cMsm81i0hw— 菫(すみれ) (@pink_viola) October 16, 2019
美味しそうですね。
四季彩館ではリーズナブルな価格で貸室、宿泊ができます。体験講座もあり、そば打ち体験、パン作りもできるみたいですよ。
四季の湯と言う光明石温泉もあります。平日PM3:00~PM9:00 土日祝日PM1:00~PM9:00 (PM8:30分受付終了)
料金は大人430円 子供220円です。タオル、石鹸、シャンプーなどは無いので持参していきましょう。
※宿泊および入浴は2024年3月31日をもって当面の間、休止させていただきます。との事です。残念。