ブリーダーから子猫を購入するにはどうしたらいい?購入した経験を簡単にまとめました。

Photo by Dietmar Ludmann on Unsplash

 

はじめに

人生で初めて猫を飼うことになりました。

子供たちが小学校に入ることで子育てはとりあえず一区切り。新たな体験を求めてペットを飼ってみようかということになり、家族会議をへてエキゾチックショートヘアという猫種の子猫を飼うことになりました。

 

どうやって購入(飼う)しようかとなると、ルートは4つあります。

①お店で購入(ショーケースに入っていて、実物を見ながら選ぶことができる)

②ブリーダーさんから購入(お店みたいですが、自宅や猫舎の中で家庭的な雰囲気で24時間育てられています)

③誰かからもらう。

④拾ってくる。

 

 

私の場合は題名にもあるように②ブリーダーさんから購入を選択しました。

 

お店で買うというのは分かるのですが、ブリーダーとは一体何者なのでしょうか?

1、ブリーダーとは

猫のブリーダーとは、猫を交配・繁殖させる仕事です。また子猫を生ませるだけでなく、親猫や子猫を飼育し、お客様に販売するのも仕事のひとつです。
日本の場合、ブリーダーの大半は個人経営(家族経営)のような業態が多く、専門ブリーダーのほかにも、主婦や趣味が高じて子猫を繁殖している人たちも存在します。
2、ブリーダーからの購入のメリット
①比較的価格が安い
ブリーダーのもとで生まれた子猫たちは、主にペットショップやせり市に販売されています。いくつかの業者を通すということは、それだけ中間コストやマージンが上乗せされること。一方、ブリーダーのなかには、“直販価格”でダイレクトに子猫を販売しているところも少なくありません。その場合、業者を通す必要がないため余計な費用がかからず、相場よりも安く購入できるのです。
もちろん、キャットショーでチャンピオンを取るような血統の猫が親猫の場合や、希少な猫種、レアカラーの場合、相場よりも値段が高くなることもあります。

②社会化ができている
“社会化”とは、生まれたばかりの子猫が母猫や兄弟猫との生活のなかで、他者と上手にコミュニケーションをとるための基礎を身に付けることを指します。
社会化において、もっとも重要な期間は生まれて2~3カ月までの間。その間に親元で育った子猫は、精神的にも安定し、病気をしにくい(体が丈夫になりやすい)とされています。
逆に十分に社会化ができないまま親元から引き離されてしまうと、気難しく飼いにくい猫になるケースもあります。

③その猫種のプロからアドバイスを受けられる
自分が取り扱う猫種に関する豊富な知識を持つブリーダーは、初心者飼い主さんにとっては心強い味方です。飼育のポイントやしつけのコツなど、子猫の飼育に必要なアドバイスが受けられます。
3、ブリーダーからの購入のデメリット
①遠方の場合、見学などに交通費がかかる
ブリーダーから子猫をお迎えする場合、直接猫舎に足を運ぶのが原則です。条件に合うブリーダーの住まいが遠方の場合は、見学やお迎えに通うために交通費がかかります。
また、希望する子猫がいない場合は、生まれるまで予約待ちになることも珍しくありません。

②ブリーダーとの相性が悪いことも
個人経営者が多いブリーダーの世界では、猫の繁殖や飼育に対する考えもさまざまです。ペットとしてかわいがる猫を探している場合、キャットショー思考のブリーダーとは合わないと言えるでしょう。その逆もしかりです。

 

以上のことを参考に私がブリーダーを選んだ理由は、

・近所のお店にはあまり見かけない猫種であること

・ブリーダーさんの方が値段が安い

・生後2か月のかわいい時期の赤ちゃんから飼うことができる

・猫種の専門家であり、育てて繁殖させてきた実績がある。

 

ブリーダーはどこにいるかという情報は、チラシに載っているわけではないので、ブリーダーの紹介サイトから検索しました。ブリーダーの紹介サイトはいろいろあって、私は「みんなの子猫ブリーダー」というサイトで検索してお気に入りを見つけました。

たくさんブリーダーがいるわけではないので、迎えに行ける範囲内で検索すると岐阜県のブリーダーさんのところの猫がヒットしました。車で2時間程度かかるところですが、もともと近所にはいないという覚悟で探していたのでデメリットとは感じませんでした。

みんなの子猫ブリーダーのサイト上では、猫種を選んで検索できるので、今すぐ欲しいという方以外は気になる猫種の子猫が生まれるのを待つこともできます。また生まれてからホームページ上の情報がアップされて予約受付されるので、毎日チュックしていればお気に入りに会える確率が高くなります。

いざこの猫と決まったらブリーダーさんとは直接やりとりするのではなくサイト上の掲示板を使ってメッセージを交換します。サイト上では写真だけでなく、動画も投稿されており具体的なイメージがわきやすくなっています。私の場合はペットを飼うことについて何も分からなかったので、掲示板を使っていろいろと質問をさせて頂きました。いつも返事が早く、丁寧に教えてもらいました。

実際に見学をしてから購入というのが本来の流れですが、見学日に持ち帰るということも可能です。ただしその場合は生後56日を過ぎていたら可能です。2013年9月に施行された改正動物愛護管理法という法律に明記されています。

私が購入を決断した猫は、令和3年2月22日生まれだったので、4月19日以降なら購入することができます。3月半ばぐらいからやりとりを初め、すぐに購入を決断。さすがに岐阜県まで何回も行くのは無理なので手付金を支払って商談ずみにしてもらい、迎えに行けるようになる日まで待つことにしました。

商談ずみになって以降は、こちらから連絡しなくても1週間に1回は写真なり動画が送られ元気に育っているかわいい様子が確認でき安心できます。

4月29日に迎えに行けばゴールデンウィークもあるので、一匹で留守番させなくても良いと考えました。

4月29日、岐阜県のブリーダーさんの所へ迎えに行きました。

 

名前はゆめじと名付けました。子供たち二人に考えさせたら喧嘩になったので、結局私が名づけました。

家に連れて帰ってきて1週間ぐらいは慣れない様子でしたが、心配だったトイレも自分でするし、お水も餌も問題なく摂取できていました。

ブリーダーさんの仕事に感謝感謝。

動いている写真がうまく撮れず寝顔ばかりです。

ゲージの中でも暗い所では隠れているような様子てしたが、

3日目はゲージの中では安心しきっている様子。

4日目にはお腹出して寝てます。

なんとも寝顔がかわいい。

まだゲージの外で遊ぶ時間は30分程度にしています。

子供達はまだまだどうやって接していいか分かりません。大人も手探りですが、かわいい気持ちはみんな一緒なので、頑張って育てたいと思います。

 

 

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